2009年03月11日

舘神龍彦さん主催「手帳オフ」レポート(2009.03.07・テーマ「メモとメモ術」)

 3月7日、編集者・ライターの舘神龍彦さん主催の「手帳オフ」に行ってきた。
 今回のテーマは「メモとメモ術」。今回は、舘神さんを含めて7人が参加。それぞれの方のお仕事やライフスタイルについてじっくり話ができて、密度の濃い時間だった。

館神blog http://tategami.cocolog-nifty.com/blog/

 テーマごとに参加者の方から出た話を、いくつか紹介します。

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【テーマ】

●なんのためにメモをするのか?
●メモのためのツール
●アナログ・デジタルのメモ
●アウトプット:管理・活用


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●なんのためにメモをするのか?

・忘れるためにメモを取る
 → 自分とすぐに関係しないが必要な仕事のため。情報過多で、記録しないと分からなくなってしまう。
 → 集団で仕事をするようになって必要になる。戦争や産業革命がきっかけ。ファイロファックスも、元は軍人用だった、とのこと。

・自分が行った仕事よりも、予定を書いておく
 → スケジュール(手帳)では突発的事項に対応できないので、時間軸の入ったマインドマップに予定を書く。その日の仕事をじっくり(10〜20分くらい)考える時間のある人には合っているのではないか。
 → 時間に従って進める仕事をしている人か、内容(事柄)を優先する仕事に携わる人か。

・アイデアはいつでも出てくる。散逸させたくない。そのためのメモ。

・手書きの効用。手でアウトプットして、それを目で見ることで記憶に定着。

・日本での書くという行為
 → 戦国時代(太閤検地)頃が始まりだろう。
 → また、全国的な商業の仕組みができてから、書いて記録を残す必要が生じた。

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●メモのためのツール

・規格を統一するために、バイブルリフィルに統合できる形式を意識
・メモはシステム手帳のメモリフィルを使用
 → ノートや紙片も使ったが、規格を統一した方がいいと感じた。
 → 1リフィルに1項目。同じテーマごとにグループ分け。

・デザインの仕事をされていて、手を動かすことが好きな方
 → 理想は自分にあったタブレットPC(軽さ・デザイン・入力のしやすさ)。

・1冊のノートにまとめるノート術は、自分が自由になる感覚。気が楽になる

・女性は平均2.5冊の手帳を持つ
 → 仕事用・プライベート用・秘密用。

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●アナログ・デジタルのメモ

・アナログの情報は物理的に量が多い。デジタル化して情報整理したい。
 → ネットブックとwebサービスによるクラウドコンピューティングが進めば、その重要性は高くなるのではないか。

・データとしての絵、もの(紙に書かれた)絵の違い
 → スケッチは失敗できない。職人の技術。それが変わったのはCADソフト。

*原稿用紙・レポート用紙に手書きする場合と、パソコンで文章を作成する場合もこれに近いのではないかと思います。

・Windows95とインターネット以来、デザインの考え方が変わった。
 → プロダクトデザインは手書きへのこだわりがあるが、グラフィックやマンガはAdobeのソフト、フリーウェアが主流。出版業界の締め切りのタイトさの問題もある。

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●アウトプット:管理・活用

・個人的に調べたいことをワープロに入力していた
 → その作業は、最終的には成果物として残す(ミニコミなど)。

・メモはシステム手帳の厚みいっぱいまで書いて、それから整理
 → 日付などのキーワードを入れたデジタルデータをつくれば、検索がしやすい。
 → ルーツはシンプルなテキストファイルなどの方がいい。

・ワークスタイルと手帳
 → 例:時給制の人と正社員で、仕事の効率性を上げるか、質を高めるか、比重が異なってくる。

・スケジュール管理
 → 複数の道具でできる場合、どれをベースにするか。

・デジタルデータの管理
 DropboxやWindows Live Sync

*Dropbox:http://www.getdropbox.com/
*Windows Live Sync:https://www.foldershare.com/

・発想法のメモツールとして
 → KJ法やマインドマップ

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 その他、参加者の方がお持ちのメモ帳・ノートを拝見したり、舘神さんがお持ちになったairpen(エアペン)を試用させてもらったり、参加者の方のお仕事やライフスタイルの話を伺ったりと、色々とテーマが広がって、面白かった。

デジタルペン|airpen(エアペン)
http://www.airpen.jp/


*airpenは、普通の紙に受信機を置き、送信部付きのペンで文字を書くと、書いた文字がデータとして保存される、というもの。データは受信機をパソコンに接続すると、いくつかのフォーマットのデータで出力できる。

 それから、ぺんてるさんから下記のペンをいただく。いただいたから言うわけではなく、書き心地がいいです。税込210円という価格から考えると、コストパフォーマンスが高いと思う。

ENERGEL|商品検索|ぺんてる株式会社
http://www.pentel.co.jp/product/energel/


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 最後に、私がお話した内容を少し。まず、自分が使っているツールを分類してまとめたのでご紹介。



 私がメモを取る理由も、「忘れてもいいように」というのが大きな理由。
 人によっては、「記憶していないアイデアは大したアイデアではない」という方もいると思いますが、私はとにかく覚えていなければ価値があるかどうかも分からないので、気になった物事は可能な限り記録しておきたい。

 そういう意味では、私は情報に対して貧乏性なのかもしれません。あるいは自分が興味を持ったものを大切にする「自分大好き」なのかも。

 もうひとつ。ツールでいえば、3年くらい使い続けている初代W-ZERO3は、メモという意味では非常に役に立つツール。小さいながらもキーボードつきなのでテキストファイルも書けるし(ブログの下書きレベルなら十分)、カメラ機能もある。ソフトをインストールすればICレコーダー代わりにも使える。
 私があまりポメラの必要性を感じないのは、W-ZERO3があるからかな、とも思っている。


posted by 木の葉燃朗 at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 俺なり知的生産&文房具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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