2012年07月01日

「看板」としての名刺:日本手帖の会主催「オリジナル名刺作成セミナー」レポート(2012.06.30@横浜市・なか区民活動センター) #bungu #techo .

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 6月30日(土)、日本手帖の会主催の「オリジナル名刺作成セミナー」に参加してきました(会場:横浜市・なか区民活動センター)。

 日本手帖の会は、手帳や文房具、デジタルガジェットなどの愛好家が集まって、情報交換や交流を行う団体。私も少し前から参加している。今年から横浜市の市民団体に登録していて、会の内部での活動(いわゆるオフ会)に止まらず、会が持っているノウハウを市民の方への利益として還元しようという活動も開始しました。その第一回が、この名刺セミナー。フリーウェアと市販の名刺用紙を使って、自分だけのオリジナルな名刺を作ろうという内容。ここ数年、会社から支給される名刺とは別に、プライベート用の名刺を持つ人も増えている。作る方法は、業者へ印刷を依頼するというのもあるけれど、パソコンとプリンタがあれば、もっと気軽に、少ない枚数から名刺を作ることができる。

 最初に講師の方から、名刺についての考え方の説明。ひとことで言うと、名刺はその人にとっての看板みたいなもの。そう考えると、名刺に過剰に情報を入れるのはあまりいい方法ではない。たとえば、飲食店の看板には店名やロゴがあるくらいであって(あとはせいぜい扱い商品くらい)、メニューや価格は書いていない。そうなると、名刺に肩書き、所属団体、著作、趣味特技まで書くのはあまり効果がない。
 その上で、TPOに応じてどこまで自分の個人情報を入れるか。例えばネットのオフ会で配る名刺ならば、極端な話情報としてはハンドルネームとURLだけでもいいわけです。そこからメールアドレスや本名など、ビジネスよりなら住所や電話番号など、どこまで個人情報を表示させるかを考えていく。

 今回はシンプルな内容を意識してのデザイン。デザインのポイントは次の三点。

  1.マーク・ロゴを入れる
   オリジナルのキャラクターなど。シチュエーションにもあわせる。
  2.マーク・ロゴはアイキャッチとしてワンポイントで使う
   シンプルに。絵や写真、シール・スタンプなどを使い、テキストは少なく。
  3.色味の統一
   同色でそろえ、彩度を変える。一部補色を使うと引き締まる。

 使用したソフトは、エーワンの「ラベル屋さんHOME」。これはエーワンの提供しているフリーウェア。今回初めて使ってみたけれど、細かな部分の使い勝手が良くて、結構簡単に名刺が作れる。元からあるテンプレートを変更しても良いし、いちからデザインする場合でも、画像は準備されているし、自分で図形を描くこともできる。ネットに接続して、追加の画像やテンプレートをダウンロードすることも可能。
 入力した文字や画像をグループ化して移動したり、変更や削除をされないようにロックしたり、些細なことなのですが、作業がスムーズに行くような機能も色々。印刷は、数枚の名刺がA4サイズ1枚のシートになったものに印刷するのが一般的ですが、ラベル屋さんHOMEだとシートごとに印刷する部分しない部分を選んだり、一部のデザインを変えて印刷したりもできる。

 30分くらい作業をしてできあがったのが下記の名刺。なかなか良い感じの内容になっているのではないかと思います。今持っている名刺は自宅の住所や電話番号も載っているので、もっとカジュアルな(ハンドルネームとサイトのURLがあればいい)名刺交換の時はこれを使おうかなあ。

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 そして、このソフトを使うと名刺以外のチケットや会員証、スタンプカードなどもデザインして印刷できるのが興味深い。エーワンが販売している各種用紙にあわせたデザインができる。ちょっと使い込んでみたいと思っています。
 また名刺の作り方として、自分の名前などが印刷されたスタンプや透明なラベルを準備しておき、デザインのいいカードを見つけたら押したり貼ったりして名刺とする方法もあるそうです。そうしたスタンプやシールを使う場合も、印刷する場合も、良い紙を使うというのもひとつのポイントとのこと。それでも、スタンダードな用紙でもそこそこの質のものをつくることができました。ただし、紙の切り方は、「マイクロミシン」タイプだと切り離したときのギザギザが残ってしまうので、「クリアカット」タイプの方が良いようです。

 そしてもうひとつ、講座の中で海外のクリエイティブな名刺を取り上げるwebサイトも紹介されましたが、これもまた面白い。紙に穴をあけたりカットしたりという加工をした名刺や、コンクリートやゴムで作られた名刺、コースターのような丸い名刺、などなど。そういうお金をかけた名刺も良いですが、個人的には、左右の端を折ってテーブルのように立てる名刺が印象的だった。家具の会社の名刺らしい。アイデア勝ちという気がします。興味がある方は、「business cards」で検索すると名刺を紹介している海外サイトが色々見つかります。日本語なら「クリエイティブ 名刺」あたりでいいけれど、直接外国のサイトを見た方が面白いと思う。英語が分からなくても写真を見ればけっこう分かるし。

【参考URL】

ラベル屋さん.com
 http://www.labelyasan.com/

horirium(今回の講師の方)
 http://horirium.blog7.fc2.com
CKM-blog(日本手帖の会)/ウェブリブログ
 http://tonemariko.at.webry.info/


日本手帖の会を含め、手帳に関するブログ記事へのリンクをまとめたページはこちら。
・木の葉燃朗の「手帳と俺」
 http://konohamoero.web.fc2.com/book/techo.html



タグ:文房具
posted by 木の葉燃朗 at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 俺なり知的生産&文房具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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