2013年05月19日

手帳と文房具をめぐる知の異種格闘技:日本手帖の会第14回オフ会「2013年・春の手帖&文房具」レポート(2013年4月21日) #bungu #文具 #techo #手帳 .

 2013年4月21日(日)、横浜で行われた日本手帖の会第14回オフ会「2013年・春の手帖&文房具」に参加しました。日本手帖の会は、手帳愛好家の集まりで、オフ会、イベント、セミナーなど様々な活動を行っています。マニアックではありつつも、決して特定の方だけの閉じた集まりではなく、いわば奥行きは深いが、間口は広い会です。
 今回のオフ会も、ユーザー同士のコミュニケーションとともに、ゲストをお迎えしての講演など、盛りだくさんの内容となりました。その模様をご紹介します。

1.日本手帖の会の紹介・参加者自己紹介
2.土橋正さん講演
(1)手帳術
(2)ノート
(3)ペン
(4)メモ
(5)ファイル
(6)海外文房具
3.ユーザー発表・議論


Facebook 日本手帖の会 http://www.facebook.com/TechoSocietyofJapan
Twitter 日本手帖の会(@NipponTecho)  https://twitter.com/NipponTecho


 

1.日本手帖の会の紹介・参加者自己紹介

 最初に事務局の方から、日本手帖の会の紹介。
 日本手帖の会は2010年に発足。特定の手帳や特定の著名な方を冠に戴くオフ会とは異なり、様々な手帳オフ会に参加しているユーザーの方の会。ユーザー同士が交流することが特徴。気に入ったら、次回以降も参加を。

 続いて日本手帖の会の最近のメディアへの登場情報。

・『ステーショナリーマガジン 009』(えい出版社)に、昨年実施したイベント「手帳100冊!書き比べ総選挙!!」のランキングを紹介いただいた。
・『タウン誌 深川 210号(2013.1−2月号)』(クリオ・プロジェクト)に、江東区で行った同イベントを取材していただき、掲載いただいた。

 また、2012年の活動を一冊にまとめた冊子も発行。オフ会やイベントのレポートであり、手帳や文房具に関する有益な情報も盛りだくさんとなっている。

 その後、参加者の方の自己紹介。各種手帳ユーザーの方に加えて、文具店の方、手帳メーカーの方など、多彩な顔ぶれの参加者に。 


2.土橋正さん講演

 午前中は文具コンサルタントの土橋正さんをお迎えしての講演。事務局の方によるインタビュー形式で進行。
 まずは土橋さんの紹介を兼ねて、文具コンサルタントという仕事を始めたきっかけ、コンサルタントと評論家の違いなどを伺い、その後テーマごとの話題に。
 最初の話の中で、現在の文房具ブームについての質問もあり、これについては今後も続くだろうとのこと。パソコンやスマートフォンが普及する現在、文房具がブームになるということは、使い分けがされている。文房具は考えるためのもの、パソコンはその後工程で使うもの。人が考えることを止めなければ、文房具はなくならないだろうとのこと。

文具ウェブ マガジン 文具で楽しいひととき(土橋さんwebサイト)
http://www.pen-info.jp/


(1)手帳術

・手帳


 手帳は高橋手帳のラフィーネを使用。ポスタルコのカバーをつけている。5年くらい使用している。
 ラフィーネは日曜始まりのカレンダータイプのマンスリー手帳。日曜始まりは少ないが、こどもの頃からのカレンダーのビジュアルイメージがあるから。以前月曜始まりのグループウェアを使っていて、水曜と木曜を混同してダブル・ブッキングしてしまったこともあった。

ラフィーネシリーズ 手帳・ダイアリー 高橋書店
http://www.takahashishoten.co.jp/notebook/note_raffine.html
POSTALCO http://postalco.net/


 1ヶ月をグレーのマーカーで囲む。月間ページは毎日2回見るとしても60回見る。視覚化したいと思い、面積で把握するために囲む。
 手帳に付箋やシールを収納する場合は、直接ページに貼る。切り取れるページに貼って、終わったらページごと切り取る。手帳のポケットは入れるのは便利だが出すのが不便。
 シールは外せない予定の日に貼る。異物感がある方が目立つ。長期の予定にはアイシーテープを貼る。アイシーテープはホワイトボード用のラインテープ。幅や色も種類がある。いずれも、他のページに多少凹凸はできるが書くことはできる。

 決まっている予定はあらかじめ一年分書く。忘れたり思い出して予定を入れるよりも、やると決まっていることは年の初めにスケジュールも決めてしまう。

 手帳はスタンド(書見台)に立てて見る。手帳は見る頻度が高いので、パソコンの作業で視線の移動を少なくしたいため。

・ToDo、タスクの管理

 アポイント(人との約束)は手帳に書く。タスク(自分との約束)はアトマ(ベルギー製)のメモに書く。日本では丸善が輸入して販売。
 外して戻せるメモ帳。システム手帳のように使えるメモ。ここにすべてのToDoを入れている(ToDo全集)。

 ロディアなどのメモ帳は一方通行になってしまう。ToDoは出て行くけれど入ってくるので、綴じたメモ帳やノートではToDoが混ざってしまう。アトマはインデックスをつけてシステム化(カテゴリごとに分類)できる。
 3~4年使っているが強度は大丈夫。サイズはA5やA4もある。

 アトマと同じような製品として、リヒトラブのツイストリングノートがあるが、長くアトマを使っているので現在のページが多く、転記が難しい。

丸善株式会社 ATOMAノートブック
http://www.maruzen.co.jp/business/ssp/stationery-n/C-atoma.html
RHODIA ロディア 公式ホームページ
http://www.bloc-rhodia.jp/
AQUA DROPs ツイストリング・ノート(メモサイズ) リヒトラブ
http://www.lihit-lab.com/products/catalog/N-1661.html


 アポイントとタスクを並列してしまうと、優先順位が分からなくなってしまう。タスクは朝書いて、今日必要なものだけ転記する。その日の仕事が終わったら帰る。
 その日のToDoはオリジナルの時計型の付箋に記入し、手帳に貼る。タスクが書ききれなければそれがその日の限界。持ち時間を可視化できる。スケジュールは限りを意識することで、締め切り間際にあわてずに工夫できる。

 終わったToDoはマークスのEDITに付箋を貼る。1日1ページで、付箋がそのまま貼れるサイズ。ページも膨らまず、終わったタスクを確認できる。

EDIT デイリープランナー エディット MARK’S DIARY
http://marksdiary.jp/edit/


 あわせて、土橋さんの時間の使い方の話も少し紹介される。眠るとインプット情報を整理できるので、午前中に頭を使う仕事をし、午後は体力を使う仕事をする。また、外出も落ち着いている曜日を選ぶようにしている。

(2)ノート

 銀座・月光荘のスケッチブック「ウス点」の2Fサイズ(画用紙用のサイズ、B5変形に近い)を使用。
 サイズはパソコンの画面と同じような横長。視点をあわせることで考え方も継続する(切り替わらない)ように感じる。
 ドット柄なので、どこから書いても良い自由度がある。無地だと不安だが、罫線だと縛られてしまう気がするので、中間としてドット柄を選ぶ。
 紙が薄く裏写りしてしまうので、片面のみ書いていく。ページの右上にインデックスとして日付と番号を記入。マスキングテープを貼ることもある。

月光荘画材店 http://gekkoso.jp/

 書き終えたらスキャンしデジタル化。スキャンしたノートは処分してしまう。昔は集めることに快感があったが、今は捨てることの快感。残すことよりも情報を見ることが大事だと思っている。
 データはjpegファイルで保存し、iPodTouchの標準アプリで見ている。標準アプリが最も動作が早いと思うので、そのアプリで見ることのできるjpegファイルにしている。
 ノートはシングルリング綴じなので、スキャンするときにページを破らなくてよい(リングを抜くとページをバラバラにできる)。

(3)ペン

・シャープペンシル


 ラミー2000のペンシル(シャープペンシル)を使用。0.7mm芯のタイプ。太い文字の方が、書いていて自信が出てきて、気分も高揚し、アイデアが浮かんでくる。シャープペンシルは0.5mm芯が主流だが、罫線に近い太さのため、罫線に吸い込まれそうな印象があって、発想が広がらないように感じる。ボールペンは使い分けている方も多いが、シャープペンシルは0.5mm以外は製図用が多いため、これまであまり普及していなかった(ただし、他の方からの情報によると、最近は製図用のボールペンも需要が減少してきて、製図用のペンを一般の方向けに販売されるようになってきたとのこと)。
 取材のメモにはプラチナ万年筆のプレスマン、ぺんてるのグラフ1000などを使用。

Lamy Products
http://www.lamy.jp/products/2000.html
プラチナ万年筆 PRESS MAN
http://www.platinum-pen.co.jp/products/sharp/print_mps200.html
GRAPH 1000 CS グラフ1000シーエス ぺんてる株式会社 http://www.pentel.co.jp/product/graph1000cs/


 シャープペンシルについては、中学生へのクルトガ(芯が自動的に回転するシャープペンシル)の普及率の高さなども話題に上りました。

クルトガ スタンダードモデル 三菱鉛筆株式会社
http://www.mpuni.co.jp/products/mechanical_pencils/sharp_pen/kurutoga/standard.html


・万年筆、ボールペン

 原稿は、まず万年筆で原稿用紙に書く。それを音声ソフトでパソコンに入力する。
 20〜30本所有。主にペリカン、パイロット製のものが多い。

Home Pelikan http://www.pelikan.com/
PILOT 万年筆
http://www.pilot.co.jp/products/pen/fountain/


 ボールペンはほとんど使わない。強弱が出しにくい。肉筆感を味わって書きたいので、鉛筆や万年筆を選ぶ。
 考える際に紙とペンを使うと、デジタルにはない感情が残せる。

・色分け

 赤青鉛筆をマーカー代わりに使用。マーカーのようにキャップやノックがないのですぐに使える。コストパフォーマンスもよく、目立つ。他にはグレーの色鉛筆を塗りつぶすために使う。

(4)メモ

 ダイゴーのジェットエース(鉛筆とセットになったメモ帳)を使用。名刺サイズなので、ズボンのポケットに入れて、常に持ち歩く。服装によらず持てるメモは、ズボンのポケットに入るものになる。
 お風呂とベッド以外では常に携帯している。アイデアはデスク以外で浮かぶことも多い。またページの開きがいいので、サイズに対して書ける面積も広い。
 ジェットエースに書いたメモは、基本的に振り返らない。ToDoなどはアトマのメモに転記する。文字も読み返せないくらいのものもあるので、スキャンせずに捨ててしまう。それでも、書くことで記憶に残る。
 携帯電話は忘れてもしょうがないと思うけれど、ジェットエースを忘れたら取りに帰る。

ジェットエース 鉛筆付 黒 A1157 ダイゴー株式会社
http://www.daigo.co.jp/shopping/products/detail_cA1157.html


(5)ファイル

 クリアファイルは使用しない。二辺が止まっているので閲覧性が低い。
 使用しているのはマニラフォルダ。個別フォルダと似ているが、下記のような違いがる。

1.サイズ。個別フォルダはA4よりもやや大きい。マニラフォルダーはリーガルパッドを収納するサイズなので、A4の用紙だとジャストサイズに近い。
2.柔らかさ。個別ファイルは丈夫に作られているが、マニラフォルダーは柔らかく、しなりもいい。

 マニラフォルダーは日本ではほとんど販売されていないので、フィリピンに行った際にまとめて購入した。現地では、日本のクリアファイルのように使われている。

マニラフォルダー 文具で楽しいひととき
http://www.pen-info.jp/manilafolder.html


 マニラフォルダーについては、参加者から持ち運びの際の耐久性についての質問がありました。カバンに入れる際は、書類ケース(革や帆布製)に入れているそうです。

(6)海外文房具

 最後は土橋さんが主に海外で購入された文房具を、実際に参加者で回覧させてもらいながらお話を伺う。これがまた、日本では未発売のブランドや製品も多く、興味深い。 例えば下記のような文房具。

・ボールペン「ジェットストリーム」(三菱鉛筆)の海外バリエーション。キャップ式のタイプも。日本ではノック式のペンが多いけれども、ヨーロッパではキャップ式が主流。おそらくは万年筆の文化の影響だろうとのこと。
・セネター社(ドイツ)のペン。ペン先が下がる仕組みがある。これは、ペンを寝かせて持っても書けるようにということで考え出された。これも万年筆を持った書き方に対応しているようです。
・ガマ口風のメモ帳。ガマ口のカバーを開けると中がメモ帳になっている。これ、有名なファッションブランドのロゴ入りのものが販売されたりしたら面白いんじゃないか。
・ペンを収納するスペースの型が開いていて、ペンがセットになっているメモ帳(ドイツ製)。セットで使う物は一緒に使用という思想が興味深いとのこと。
・ノートの背の部分についたペンホルダー。ゴム製なので、使わないときはつぶしておけばかさばらない。

 その後土橋さんへの質疑応答。使っている鉛筆のブランドや芯の濃さ、普段のお仕事のスケジュール(時間の使い方)、購入した文房具の使い方、処分の仕方など、土橋さんのファンの方からのマニアックな質問もあり。


 ここまでで午前中。昼食やオフ会の合間の休憩中も、参加者の方同士で交流・情報交換が行われていました。


3.ユーザー発表・情報交換

 午後はユーザー同士の発表、情報交換を行う。ここでも様々な手帳や文房具の話題が登場し、お互いに知らない情報や製品、使い方について知ることができる充実した時間でした。

●「EDIT」を販売するMARK’Sさんからの様々な情報

 今回のオフ会には、「手帳100冊!書き比べ総選挙!!」で一位を獲得した1日1ページの手帳「EDIT」を販売するMARK’Sさんから参加されました。ここでは、新しい商品についてのお話が。オフレコの事項も多く、詳細は書くことができないのですが、商品開発のためにいかに考え抜いているかという、その情熱をひしひしと感じるお話でした。

EDIT デイリープランナー エディット MARK’S DIARY
http://marksdiary.jp/edit/


 また、EDIT以外の手帳の紹介も。二十代の働く女性をターゲットに、月間ページとメモページを組み合わせた、ライフログ、記録を主な用途とした「マイスタイル アジェンダ」。

MY STYLE AGENDA マイ スタイル アジェンダ  MARK’S DIARY ワーキングガールの夢をかなえるダイアリー2013
http://marksdiary.jp/mystyleagenda/


●木の葉発表

 私の発表は、今回は手帳よりも文房具寄り。実際に使っている文房具の現物をお見せしつつお話しする。下記のような文房具を紹介しました。

・MAXのステープラー「サクリフラット」。軽い力で綴じることができる。職場で、自分で使ったこの製品を使っているた私が、同僚に「備品があるのにどうしてわざわざ」と言われつつ、ある時役に立ったというエピソードも紹介。
・ニチバン「直線美mini」。切り口がまっすぐになるテープカッター。このminiは小巻タイプなので、マスキングテープにも使えるのがポイントだと思っている。
・無印良品「ふぞろい付箋紙パック」。付箋を作るときにできる半端な部分を集めて袋に詰めて時々安く販売している。無印商品は無駄を出さないという理念があるそうで、これはその理念に沿った商品ではないかという意見も。
・COLOPの日付印。スタンプ台でインクをつける必要がない。またキャップ式でもなくて、本体を置いておくと上でインクがつくので、本体だけで使える。この、上にインクがあるデザインは、ヨーロッパではよく見かけるらしいです。
・三省堂のしおりひも。先にシールがついているので、しおり(スピン)のない本やブックカバー、手帳やノートにしおりをつけることができる。

サクリフラット マックス株式会社
http://wis.max-ltd.co.jp/op/product_catalog.html?product_code=HD90474
「セロテープ 直線美mini」
http://www.nichiban.co.jp/news/12-04/01.html


●初参加の女性の方

・今年使用しているのはほぼ日手帳WEEKS。手帳は毎年変えていて、中学生くらいのことから手帳について考えている。
 4月始まりの別の手帳も気になるけれど、1月始まりを使いたいという気持ちがある。年の最初と手帳の最初を一緒にしたい。

Q.ほぼ日手帳WEEKSは男性のビジネスマン用の手帳だけれど、なぜ今年選んだのか。
A.カバーの水玉柄が好きだから。フォーマットにはあまりこだわらないけれど、しおりがついているのが良い。

ほぼ日手帳2013 WEEKS ほぼ日刊イトイ新聞
http://www.1101.com/store/techo/2013/weeks/


●「スライド手帳」を販売するあたぼうさん

・「スライド手帳」はシステム手帳用のリフィル。両側に穴が開いているので、リフィルをスライドさせることで常に今週と来週の二週間を見ることができる。元々自分で使っていた手帳を販売するようになった。
 今年は東急ハンズの一部店舗でも販売を開始。また、6月に開催するISOT(文房具の展示会、メーカーと卸、販売業者の商談が中心)。仕事の進め方(PDCA)と手帳をテーマとした書籍の執筆も検討中。

常に最新の見開き2週間手帳リフィル!スライド手帳
http://www.slide-techo.com/


●手帳にあわせたグッズを作る方

・手帳としてはモレスキンをライフログ用に使用。
・他には無印良品のA5サイズのメモ帳を自分で裁断し、ロディアのNo.8と同じサイズにして使用。

・モレスキンのカバーを加工して、ペンケースとして使用。
・自分が持ち歩く手帳やメモをひとつにまとめるために、バッグを自作。そのバッグをバッグ・イン・バッグとして中に入れて使用できるように、ショルダーバッグも自作。

MOLESKINE モレスキン
http://www.moleskine.co.jp/
RHODIA ロディア 公式ホームページ
http://www.bloc-rhodia.jp/


●複数の手帳を使いこなす方々

1.膨らんだシステム手帳が分離した方


・元々、一冊のシステム手帳にあらゆる情報を詰め込んでいた。綴じきれないくらいの量になってきたので、別のバインダーに綴じ始めて、手帳が二冊になった。
・情報やグッズをひとつにまとめている。時計・電卓・爪切りなども収納している。

 この手帳には、情報を一元化するという意味でかつてのシステム手帳と同じような進化をしているのではないかという意見も。

2.複数の手帳を合体させている方

・カバー:キングジム「レザフェス」A5サイズ
(1)テンミニッツ手帳
(2)テンミニッツ手帳の別冊のガントチャート
(3)カバーのフラップ部分にマンダラ手帳を差し込む
(4)マンダラ手帳のマンスリー(1日1ページ)も使用
(5)カバーの表紙にバイブルサイズの台座付き金具(三習工業)セットし、必要なリフィルを綴じる

 必要な手帳を収納し、一冊にまとめている。

Q.5冊の手帳の使い分けについて。
A.システム手帳は欲しいリフィルを綴じる。テンミニッツ手帳は見開き一週間なので、ここでタスクマネージメントをしている(やるべきことを書いた付箋を貼る)。終わったタスクはマンダラ手帳のマンスリー(その日のページ)にカテゴリごとに貼っていき、その日のタスクの記録にする。
 その他の手帳については、これから研究します。

レザフェス ノートカバー 1991LF 「ファイル」と「テプラ」のキングジム
http://www.kingjim.co.jp/products/file/detail/_id_1991LF
今日のお仕事整理帳「10min.(テンミニッツ)」
http://www.10-min.net/about/lineup/detail/techo/2013/index.html
マンダラ手帳 マンダラ手帳とは
http://www.mandalatecho.com/mandalatecho/
文具 製品情報 三習工業株式会社
http://www.sanshu-ind.co.jp/products/stationery.html

3.10冊を平行して使う方

・手帳が好き、手帳に書くことが好き。
・一冊に絞れないので、毎年複数冊買う。気になる手帳は追加で買う。
・できるだけ持ち歩いて、それぞれの手帳に記入。別々の内容もあれば、重複する場合もある。
・特別な使い方は意識していない(他の参加者の方からは、「10冊を持ち歩いて平行して使う時点で特別ですよ」などの声も)。

 司会の方より、複数の手帳を組み合わせたり、ひとつの手帳をカスタマイズしたり、自分が欲しいペンケースやカバンを作ったりというのは、手帳を使う人の多くが考える理想という話。今発表いただいた方々はその理想を自らの手で具現化している方で、非常にうらやましいとのこと。

●ジブン手帳ユーザーの女性おふたり

1.初参加の方


・ジブン手帳にオリジナルのカバーをつけて使用。カバーはジブン手帳用のものを作っている業者がある。バタフライストッパー(ふたつのペンホルダーにペンをさして、手帳が開かないようにできる)つきのもの。二年続けて使っているので、気に入っているのだと思う。
・ジブン手帳は三種類あるが、DIARYとIDEAを持ち歩いて、LIFEは持ち歩かない。
・プロジェクトのページは仕事のガントチャート(工程管理の表)として使用。ウィークリーのページはライフログも含めて書いている。確定していない予定は、ココフセンに書いて貼る。ココフセンが横幅が近いので。ペンはスタイルフィットを使用。
・ジブン手帳への意見・要望はユーザーミーティングで出ていた。天気のマークを分かりやすくして欲しい、色の濃さの好みなど。

ジブン手帳2013 コクヨS&T
http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/feature/jibun_techo2013/
ココフセンシリーズ商品紹介TOP カンミ堂http://www.kanmido.co.jp/products/cocofusen.html


2.ジブン手帳を中心に、複数の手帳をお使いの方

・ジブン手帳はライフログとして使用。ガントチャートには体調についての記録、マンスリーページにはトピックスを書いて目次代わりにする。ペンは7色を使い分けている(スタイルフィットを使用)。
・ジブン手帳の他には、予定の管理のためにスライド手帳、手帖の会参加者であるhoririumさん自作のジャバラ手帳を使用。
 EDITに紙(チケットなど)を貼り付け、マスキングテープやデコラッシュなどで飾る。手帳を作るのが楽しい。
・印象としては、手帳に細かく書く方は、ほぼ日手帳やEDIT、ジブン手帳などを使う。これらの手帳のユーザーに女性が多いのは、この点も関係あるのかもしれない。ただ、EDITはデザイン寄り、ジブン手帳は機能よりという特徴があると思う。

 この方は普段使われているペンケース、デコラッシュ(ペンタイプのデコレーションテープ)入れ、マスキングテープケースも披露してくれたのですが、これもちゃんと収納されていて、細かな整理整頓がお得意なのだろうと感じました。

●デザイナーの方による手帳と文房具

 最後は日本手帖の会に当初から参加するデザイナーの方。「手帳と文房具をつなぐ、『かわいい』のさじ加減」というテーマでのお話。

・多くの製品は、機能が一定まで高まると装飾(デザイン)に力がかかっていくのではないか。
 手帳、スマートフォン、プリクラ、キャラ弁など。ネイルアートの定着や、元禄文化の根付まで、デザインコンシャスな(デザインを意識した)ものは多い。

・10年前の手帳はビジネス向けがほとんど。色は黒のイメージ。そこに、マークス、ハイタイド、デザインフィルといったカラフルな手帳が登場し、手帳の遊びやデザインを追及している。
 その意味で、例えば超整理手帳などが、まだ女性ユーザーを開拓する余地があると思う。
 また、ほぼ日手帳やモレスキンのように、ページに貼ってデザインする手帳もある。
 ページのデザインという点では、手帳へのイラストもある。日本手帖の会でも、手帳イラストの講座を企画している。

・デザイン面で印象的な手帳。
1.サンスター文具「プチジャム」。デザイン的には最高だと思う。1ページごとに少しずつデザインが異なる。らくがき風にデザインされたページなどもある。ただ、現在は販売されていない。コストが高いことと、ユーザーの工夫の余地がないことが要因ではないか。
2.モレスキンのシティノートブック。テーマとなっている都市の地図・路線図などが掲載されている。

プチジャム サンスター文具 2011 Diary
http://www.sun-star-st.jp/campaign/schedule2011/detail/chara/petitjam.html
シティノートブック
http://www.moleskine.co.jp/Online-Shop/City-Notebooks


・スクラップブッキング。海外ではライフログとして写真をスクラップブッキングすることがある。
 日本では呉竹が地道に商品を展開。加えてマークスも「スクラップホリック」というシリーズを発売している。このシリーズが手帳と融合したら興味深いのではないか。

墨、書道用具メーカーの株式会社呉竹
http://www.kuretake.co.jp/
MARK'S SCRAPAHOLIC スクラップホリック
http://www.marks.jp/brand/scrapaholic.html


・こうした、貼りものによるデコレーション(コラージュ)とともに、スタンプもある。D−Brosのシリーズなどが興味深い。

STAMP it について D-BROS SHOP
http://db-shop.jp/?page_id=124


・有楽町ロフトの一番奥に、半分がモレスキン、半分が海外文具のコーナーがある。ここには、イギリスSUKIEのステッカーやキッチン用品のデザインのあるステッキーノート(付箋)などが並んでいる。
 日本のブランドでも、デザインフィルにはページごとに異なるデザイン・模様のノートがある。デザイナーとしてジェラシーを感じるくらい。

 この、デザインとクリエイティブについては、参加者の方から下記のような意見もありました。

・かつてミニ6穴のシステム手帳が女子高校生のプリクラ帳に使われたこともあり、一時期システム手帳がデザイン寄りのアイテムになったこともある。それらに加えて、カジュアル手帳の登場もあった(マークスでは2001年から手帳を販売)。
・携帯電話が黒ばかりから色のバリエーションが出てきたことが、ビジネスツールの色が派手でもいいという認識の下地になったのかもしれない。


 以上が午後のユーザー発表の模様。これらの話から、主に初めて参加した方に感想を発表していただいたところ、次のようなご意見をいただきました。

・自分は手帳好きだと思っていたけれど、ここに来て自分が普通だと思えた。色々な固有名詞がすぐに通じたのも良かった。
・手帳を超えたような使い方をしている方も多い。
・カスタマイズしている人も多く、それぞれの気持ちや人生のこもった手帳になっていると感じた。

 今後も、参加者の方それぞれに得るもののあるオフ会にしていければと、参加者の一人として思いました。


 そして最後には、予定はしていませんでしたが文房具交換会を実施。参加者の方が持ち寄った文房具を、他の方にお譲りするというもの。ここでも、初めて知る文房具や気になっていた文房具が色々と登場し、盛り上がっていました。
ラベル:文房具 手帳
posted by 木の葉燃朗 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 俺なり知的生産&文房具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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